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2018年05月25日お知らせ

【大膳自治区会】体当り勇士の慰霊碑

 昭和19年8月20日午後5時頃、B29米国爆撃機が北九州を空爆する為に、80余機で侵入してきました。それを迎え撃つ為に、小月飛行場(当時の北九州の防空をしていた基地)から飛び立った屠龍戦闘機(二人乗り)で戦いましたが、歯が立たなかったので「野邊ただいまより体当り」という言葉を残して、B29米国爆撃機に体当たりし、散華なさりました。隊長機の他、もう1機が撃墜されました。野邊重夫准尉23歳、高木傳造軍曹19歳でした。

撃墜されたところに地元の人たちが、慰霊碑を建立して両勇士の行動をたたえました。

後に分かった事ですが、長崎に投下された原子力爆弾は、当初の目標は、小倉でしたが、曇っていたため目標が分からず、このままだと燃料が尽きることと、日本の飛行機に体当たりされるのを恐れて、目標を変えたということです。両勇士は、2回も北九州市民を助けました。

第2次世界大戦終了後、毎年8月の第1日曜日に、大膳自治区会が慰霊祭と周辺の清掃活動を行っています。



     




 

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