会長挨拶
八幡西区自治総連合会
会長 高宮 歳継
自治区会・町内会の皆様には、日頃より八幡西区自治総連合会・環境衛生協会総連合会の活動に対し、ご理解、ご協力いただき心からお礼申し上げます。
近年は、少子・高齢化の進展や共働き世帯の増加など、ライフスタイルの変化に加え、他人への無関心や個人主義などが、時代の流れに伴い顕在化しており、地域住民のつながりが希薄になりつつあります。
一方、防犯・防災対策、ごみステーション管理や高齢者・子どもの見守りなど地域を取り巻く課題は複雑かつ多様化しています。このような状況の中、自治区会・町内会の活動は、地域住民のつながりを深めるとともに、地域の課題を発見し、その解決に貢献しています。
昨今の豪雨災害や大地震など、今はいつ災害に直面するか予想できない状況にありますが、ご近所での声かけによる避難の事例や避難所の円滑な運営の事例など、これまでの災害の教訓からも人と人とのつながりの大切さや地域の果たす役割の大きさを再認識させられます。やはり、いざという時に頼りになるのは、ご近所の方々による助け合いではないでしょうか。
地域の住環境は、そこに住む方が自らによってより良くしていくことが大切であり、地域の課題解決に向けた活動に取り組んでいる自治区会・町内会が果たす役割は以前にも増して大きくなっているように感じます。そのため、住民一人ひとりが地域に目を向け、自治区会・町内会の活動を理解し、参加していただき、一人でも多くの方に、一緒に住みよい地域づくりに参加していただきたいと思っています。
自治区会・町内会は、安全安心を基盤に、交流・懇親を深め、お互いを信頼し、人と人との絆を深め、地域のまちづくりを進めているすばらしい団体です。もし身近に加入していない方や新たに転入された方がおられましたら、是非とも自治区会・町内会への加入を勧めていただきたいと思います。
今度とも、自治区会・町内会の取り組みに皆様のご支援とご協力をお願いいたします。